お客さんに、
「背景に全部同じ柄を入れてください。お気に入りなので」とか馬鹿の一つ覚えみたいな注文をしたり、「あと1mm右に」とか、とにかく細かい単位の修正を何十回もした挙げ句、「予算が無いのでこの件は先送りにします」って言ってくる『義未教育は受けたのかな?』って思う人がいるんだけど
その人がまた変な注文をしに来て、それがあまりに酷かったので、私が妥協案で
「それはアレなのでこういう風にしても良いですか?」って提案したら
「いや、この部分をどうしても見せたいんですよ」としょーもない理由でごねてきた。
そこへ上司(かなりベテラン)が来て、
「あぁ、それはこうしなアカンのちゃう?」と私と同じ事を提案してきた。
(この人なんて言うんかな?)と様子をうかがって見てたら
「なるほどぉ!良いですね〜そうしましょう!」と言ってきた。
(まじかコイツ、巻かれるタイプにも程があるやろ)
愕然とした
その後もうちの上司が、提案するすべての事柄にOH!YEAR!!みたいなテンションで「全部やりましょう!」っていう旨の返事をしてるので
頭痛くなって来て、というかその人はずっと頭痛い人なんだけど、要するに聞いてられなくて(というか顔を見てるとホワイトニングしてるやたら白い歯がチラッと見えるのも腹が立って来たので)その人の着てるシャツを見てた。
シャツより歯の方が白くてそれもイラッとした。
(ていうかシャツきたねぇ)
(唇ぷるぷるさせやがって)
(ワックスで頭テラテラやないか)
などと思ってみてたら、上司が
「まぁ色々提案しましたけれども、いつものように(あなたの)気持ちが変わってまるで別な事になるかも知れませんしね(目が笑ってないタイプの微笑み)」
という京都人であればガクブルの爆弾発言をしてきたので
(言うなあ、この人)
と思ったら、その人が
「まぁ僕は慣れてますよ!」
と返して来た。
(はぁあぁあぁ????)
と私がたぶんめっちゃ変な顔をして、みんなが黙ってしまい
場の空気がスン、となってなんとなく打ち合わせが終わった。
その後、上司が私のデスクへ来て
「あの人なんであそこで『慣れてます』って言うたんやろ?」と
まさか自分の渾身の嫌味が通じてないと思わなかった様だったので、懇切丁寧に前例を挙げたりして『そういう人なんですよ』と説明しておいた。上司は驚きのあまり呆気にとられていた。
腹黒いっていう人じゃないんだけど、頭の悪さの次元が違いすぎて困る。
妻子もいるんだから、しっかりしてほしいよ…
わがままを言うなって言ってんじゃない、ただ商売するならまず最初に原価計算を先にしてくれ。
私が詐欺師みたいに口上手になれれば良いんだろうけどなぁ…
はぁ…頑張って勉強しよ(^¬^)
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