日本に帰ってきたよ!
2日経ってるけど!
帰ってきたら、家族から伊勢参りに行ったお土産って事で赤福をもらったんだけど、子供の日限定のカードがついてた。
「伊勢の子供達にとってお宮はとても身近な所です。
ご両親に連れられて宇治橋を渡って行くのがこどもの日。
神宮もこの日は小さな鯉のぼりを用意して子供達を迎えます。
風薫る5月。さわやかな季節です。」
爽やかとは…(^¬^)
お父さん、身長高すぎて人さらいにしか見えない
さておき、このゴールデンウィークを振り返る。
4月30日、ライブに行った。
竜理長と大槻さんの対バンなんだけど、竜理長が素敵すぎてライブも盛況だったので珍しく遅めの帰宅になってしまった。家に着いたのが夜の10時半。
そこから軽くごはんを食べて、風呂に入って「さて寝るか…(((^-^)」と思っていたら、テレビを見ていた母親に「ちょっと!ちょっと!」と呼ばれた。
見ると、過ぎるTVで及川光博は○○過ぎるという特集だったらしく、もう半分以上終わった所でエンディング(0時)まで見る事に…
面白かった。
及川さんみたいにベルトコンベアで運ばれる様に颯爽と歩き、ジェントルレディになりたいわぁ〜「さて寝るか…(((^-^)」と思っていたら、風呂に入ろうとしていた母親に「ビデオ撮っておいたから見逃した最初の方も見ておきなさい」と再生されてしまった。
明日早いんだけど…と思いつつ最初から見てしまった。
見終わったのは1時だった。
ようやく布団に入ったものの、2時間後にアラームが鳴り、支度して早朝空が白み始めた頃に家を出て始発に乗った。
空港に近づくにつれて慢性的だった不安が急にどっと押し寄せてきた。夕陽みたいな朝日が昇ってきた。
7時40分に関空に着いた。キャセイパシフィックのCAみたいな人にチェックインの仕方を聞いたら、私が千と千尋のカオナシみたいに「あ…あ…」と言う間にペロリとレシートみたいな書類を作ってくれた。カウンターで正式な搭乗券を作ってもらい、簡易的な荷物検査を受け、思ったよりアッサリとした出国手続きを済ませた。
飛行機に乗った頃に、前日の疲れと睡眠不足のせいで頭痛がしてきた。離陸するとさらに乗り物酔いもしてきた。顔面の毛穴という毛穴から吹き出物の膿が出そうなくらい「なぜ私は1人で今から香港へ向かうのか」と憂鬱になった。
楽しみにしていた映画を観るのを諦めて、遠くから良い匂いのする機内食に期待した。
反対側の通路の前方から「ビーフオアチキン」と聞こえてきたので、心の中で「ビーフ」を用意して待っていたら、後方から来たワゴンのお姉さんに
「〜スクランブルエッグ〜ウインナー、ベーコン〜…ポテト〜〜?」と言われた。
もうサッパリ分からなかったけど、とりあえず「ポ…ポテト( ऀ ˡ̼̮ ऀ )」と言うと目の前にアルミのお弁当箱を置かれた。
開けてみた。
スクランブルエッグとウインナーとベーコンとポテトが入っていた。絶対さっき的外れな事を言ったはずなんだけど…(^¬^)まぁいいや。味も見た目も配給みたいでした。
着いたらフェリーがすぐ乗れる時間だったんだけど、疲れてたのでちょっと休憩してからのんびり行くことにした。
コンビニで変なお菓子とお茶を買った。
両方味のパンチが強すぎてさらに気分悪くなった。
皆様お気をつけください。
この「肉鬆蚕巻」が、どうやってこの容器に入れたんだ!と思う程にギュウギュウのパンパンに詰め込まれていて全然出てこないままボッロボロになって行くので、船を待つ所が粉まみれになった。しかも出たら出たで味が濃くて不味い。
お茶はめっちゃ甘い。甘すぎて頭痛が再来。
(((^-^))) うあああ…
10分ほど頑張ったけど、3巻食べて、お茶も10分の1くらい飲んで捨てた。
やっと船に乗ってマカオに着いたの4時頃になった。
入国手続きをすませて、ホテルリスボアのシャトルバスに乗り込んだ。バスで市内まで30分ほどだそう。出発してすぐ途中のバス停で人が乗り込んできた。
大滝秀次を50回ダビングしたみたいな声の中国人だった。
「変な人来たけどまさか隣に座らんやろな」と思ってたら案の定座りに来た。目を合わせないようにしてたけど、結局話しかけてきた。
「シャーーーシュー〜!」
ほとんど雑音にしか聞こえなかった。噓やろ。これが本場の発音なの?それとも雑音なの?
何語かも分からなかったので「sorry、I'm Japanese.」と言うとまた雑音を喋ってくる。辛うじて英語のような気がして、試しにメモとペンを渡したら揺れるバスの中で文字を書いてくれた。
たぶん、バスの行き先がグランドリズボア(新葡京)だから、そこに泊まるのか聞いてきた。
(私はこの後、香港へ行ってコーズウェイベイで泊まります)
と説明すると、色々聞いてきた。
聞き取れないので筆談を交えたりスマホで話をした。北京からきたというtommy(58)は私が余りの大滝秀次ぷりに終始笑いながら話してたからか、上機嫌になって(nice to meet you)(you are beautiful)と言い始めたかと思うと次第に(5月7日に帰る時、一緒に北京に来ないか)(これからディナーに行こう)(俺についてこい)とまで言い出した。
やんわりと「すぐに帰るし、歩いて街を観光したいから」と断ると、バスが停まるやいなや肘をわしっと掴みズンズンとどこかへ連れて行かれそうになった。
いや、トミー私お腹いっぱいやから…(((^-^))) (2つの意味で)
おそらくtommyが泊まるであろうグランドリスボアは恐ろしくでかくて、tommyの外見(村松利史の20年後みたいな風貌)に反してお金持ちである事が伺えた。
デデドン
何やらホテルマンに道を尋ねている隙に「ほなsorry、tommy!」と笑いかけると、一瞬メアド教えてよ、と粘ってきた。
(sorry!sorry!アー!アカンワ!イカナアカンワ!)と言うとようやく諦めてくれた。何故か固い握手を交わしてマカオを散策し始めた。あの人写メ撮っておけば良かった。面白かった。
トミーの罰か、道に迷った。
もうどこにリスボアがあるのか分からなくて、悩みながらとりあえず出来立てのエッグタルトを食べ歩いてたら汗だくになった。気温は30度ある。アイスをくれ〜!
手当たり次第に警官にホテルリスボアはどこですか?と尋ねても誰もわからない。あんな有名ホテルわからんはずないから、リスボアの発音が悪いんだろうと思って発音の練習しながら歩いた。4回目くらいに聞いた警官にようやく教えて貰えた。
私はどうしてもここに来たかった。tommyを避けるために迂回したら迷子になったんだけど…
沢木耕太郎さんの「深夜特急」を読んで、香港マカオ行きを決めたんだけど、沢木さんが一番熱中していたのがここのカジノだった。
着いたカジノで盛大に負けた。と言っても300香港ドル(レートは1ドル14円)やけど。
大小(タイスウ)というルーレットと丁半コロコロを足して2で割ったみたいなルールなんだけど、ディーラーが大小の数字を操作できる(たぶん)事が一番の魅力。なので魅力的なディーラーを探して、その人の所で遊ぶのが良いんだけど、面白そうな所は人気過ぎて、ベットできる位置までたどり着いた所でディーラーが交代してしまって全然楽しめなかった。( ऀ ˡ̼̮ ऀ )すん、まぁ時間ないしいいや。
凹みつつフェリーに乗る為、バス乗り場に立ってたんだけど、バスのドアの閉まる速度が尋常じゃなく早いのと、バス停のはるか手前で停まるので、走っても乗れなくてフェリー行きのバスを目の前で4本も見送った。
京都の市バスが可愛く見えるぜぇ…(^¬^)
5本目のトライはバス乗り場の10メートル手前で待ってバトン貰うみたいに並行して走ってなんとか乗った。日本人よ、これがマカオだ!
19時にフェリー乗り場に着いてチケットを買おうとすると、もう22時発のやつしか無かった。
この調子だと電車に上手く迷わずに乗れてもホテルには24時くらいになりそう…
チェックインが深夜になる場合は連絡しないとダメよ、追加料金かかっちゃうからねみたいな事がホテルのサイトに書いてあったのを思い出して翻訳アプリで言いたい事を翻訳した文章をメモに写してから電話をかけて原稿を読み上げた。
なんとか伝わったようで一安心してピータンのお粥と小籠包にありついた。
めっちゃ喉乾く。おかゆの量が1合くらいある。でかい。
香港にようやく着いて、地下鉄乗ろうとしたけど、もう次の終電まで30分くらい電車無いし駅はわからんしで結局タクシー乗る事にした。
ホテルの住所書いた紙を見せたら、目が悪いから読み上げろって言われて見たけど記号が読めなくてめっちゃ怒られた。(通りの名前だけ読めばいい事に後で気付いた)ていうか目が悪いのにタクシー運転しちゃダメですよね。
(初めて来たのか、初めてなら友達と来なくちゃダメだろ)って普通に説教された。sorryおじさんこれ読んでホテルまで連れてってくれ、となんとかおじさんに紙を読んでもらって連れてってもらった。
(俺は英語は自分で勉強したんだ!もっと喋れる様になってから来い!)
だそうです。ごめん英検3級だけど来ちゃった♡ペロ
普通にメーターも倒してくれたし良心的な人だったけど、怖ろしくカーブと並行する車の多い車道を時速95キロで走ってて、後ろのシートで振り回されながらイニシャルDかよ(^¬^)おかゆが回る〜と思った。
運転中おじさんは中国語版アナ雪を熱唱してた。
(すこーしも寒くないわ♫)当たり前や、30度やぞ。
中国語版はなんて歌ってるか知らんけど。
ホテルに無事着いて、2Fがフロントですという案内のもとエレベーターで2Fに行った。こっちがレセプションだよ、みたいな張り紙がしてあるから色んなところのピンポン押したけど、中にワンコが居たりしてワンワン吠えられてしまった。多分普通のご自宅だった。夜分遅くにスイマセン!!(0時)
仕方なくもう一度電話掛けて(多分到着したはずなんだけど、フロントがわからないです)と言うと電話口のお兄さんが今何階なの?て聞くから(セカンドフロアです。)って答えたら、じゃあ待ってて、と言い残して電話切れた。
足音がパタパタ聞こえてきて振り向いたら、中学生くらいの男の子が立ってた。
ん???え?と思ったら妖精みたいにフワフワした足取りでこっちだよ〜って案内してくれた。
なんだこの子は…親戚の坊やか…香港のホテルの妖精のようだ…
(^-^≡^-^) とりあえず付いて行こう。
なんとなく英語をぺらぺらしゃべってたけど、流暢すぎて聞き取れなくてアイドンノウ…??とジェスチャーしてたらpoor english!て言われた。もういいよさっきそれ散々聞いたからさ…
チェックインも深夜料金取られるかと思ったけど、特に無く普通にすませて、さっきの妖精の少年が部屋まで案内してくれる事になった。部屋までめっちゃ遠くて迷いそうだなって顔してたら、わかるかい?これがオートロックの暗証番号だよ?みたいに優しく説明してくれるフェアリー。
オッケー!迷ったらもっかい聞きに行くわ⊂(^-^)⊃←迷う気マンマン
部屋は思ったよりキレイで広くて
ベランダが荒んでてSOGOの裏で最高だった。
緑のグリーン地帯は、私が間違えてインターホン押した所のお家です。笑
2日目につづく…
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